多くの人はなぜか漠然とした恐れと不安を心に抱えていることが多い。
そのような気持ちや考えが湧いてくるには、無意識の原因がある。
意識してない無意識に入ってくる原因とは、日々、「ネガティブで根拠のない情報」に洗脳され続けているからである。
その洗脳とは、健康・お金・別れ・不足・欠乏、将来は不安だらけのニュースなどが、影響している。
日々流れてくる情報を疑いもせず、信じ込んでしまうことで、潜在意識へ不安と恐怖の植え付けをしてしまっている。
知らなくてもよいことが、日本中から世界中から入り込んでくる恐ろしい情報に侵され、不安ばかりの思考で埋め尽くされてしまう。
生活が困窮する情報から抜け出す
・お金が足りない、知識が足りない、友人が足りない
・部屋数が足りない、人間関係のスキルが足りない
・彼・彼女に感謝が足りない、服が足りない
・根性が足りない、我慢が足りない、食べ物が足りない
・愛し方が足りない、足りない足りない足りない
・足りないから将来が不安だ
・不安だから投資をして稼ごう
・不安だから人と群れて安心したい
・不安だから次から次に物を買う
・不安だから人に認めてもらうために過剰に我慢する
不安不安不安。
不安で出来上がった脳が考えることは、「不安不安不安」ばかり。
これでは成功など夢のまた夢。
ネガティブ情報をたくさん脳に取り入れることは、もっともっと不安に襲われることになる。
メールや情報が不足と思う、電話もメールも来なくなったらと思うと不安になる。
だから嫌なことも我慢して、作り笑顔で自分を誤魔化し、人に合わせた生き方をする。
人生は自分がコントロールするもの
命を削って得た時間を、本当に自分がしたいことじゃないことや人に合わせることに投資して、家に帰り一人になって、満たされない心に悩むなんて辛いだけだ。
仲間はずれにされるのが恐い。
恐いからまた、我慢したり多くを持とうとする。
この世界に安心も完全もなく、もちろん安全もない。
すべては、自分が創り出している思考から生まれているものであり、創り出す元は常識という不安情報が原因だ。
こうして満たされない気持ちは悪循環の渦に飲み込まれ、自分の喜び、幸せ、人の役に立つ生き方から遠ざかり、気がついたときは群れてた友や仲間はどこへやら。
いったい私は何がしたくてココにいるのか、来たのか、どんな人生を歩みたいと思っていたのか、そんな心からのメッセージにさえも気づけない大流に漂い、おいそれとは抜け出せなくなっていく。
何のために人に合わせているのか?
自分の人生を生きるための時間は、人のご機嫌をとる時間に使っていてはダメなのだ。
人生は考え方でデザインされるもの
人生最後の時、どんな後悔が自分を襲うだろう?と考えたら、「こんなことをしているヒマはない!」と、慌てて違う世界(意識)へいこう!と決めたくはならないか。
よ~く考えて欲しいものだ。
あなたの世界に喜び、楽しさ、嬉しさ、感謝で満ち溢れる生き方ができる思いを放棄しないで欲しい。
「今の現状を変えるのに、現実を変えようとしてはならない。そこに思いを投資ししてはならない。」
現実という今は結果だ、結果は起きたことだ、起きたことは「変えられない」ということだからだ。
これまで誰もが、現状を変えようとしてきたと思う。
だが、望む結果を生む思いではなかったから、変えることはできなかった。
ならば新たな思考に変えることで、違う場所に行くことができるということを知ることだ。
違う考えで行動を起こせば、今までとは違う人と出会い、新たな人間関係が生まれる。
不足も欠乏も恐れる必要はなく、もともと持っていなかったもの。
持つことに意味があるのではなく、手段として活用することに意味がある!と考えを変えることだ。
人生を振り返り、「もっと大胆に生きればよかった!」という日が必ず来る!
だからその時、やるだけやったと自分を納得するために、本気で自分の本音に向き合うことが重要なのだ。
過去悩んだことを思い出してみると、その時は「おしまいだあ~」と思ってたことも、何とかなって来てると気づくだろう。
今というネガティブ思考に埋もれず、開き直って大胆に生きることは重要なことである。