幸せになりたい!
だから好きな人との結婚を選んだのに、いざ結婚生活に入ると、「幸せ!」という思いが湧いてこないことがないだろうか。
そこには結婚前のあなたの結婚観に原因があるかもしれない。
なぜそのような思いが湧いてきたのか。
その原因となる恋愛観と、結婚後に幸せを本当に感じるための結婚観とは。
この人と結婚すれば経済的な心配もなく幸せになれる
本当に好きな人に対して、次のような思いが心の奥に隠れていたことはなかっただろうか。
・将来の経済的不安がこの人と一緒ならないと思った。
・将来の幸せな生活は会社での出世が必要。
そのため、念願が叶い好きだと思った人と結婚することができたのだが・・・
なぜか「幸せ!」を感じられない自分がいて、「本当にこの人を選んでよかったのかな?」と不安と疑問がでてくる。
この思いや感じは、好きだと思っていた相手に、駆け引きの恋愛観があったのかもしれない。
駆け引き観と幸せ観は相反する思い
表面上に惹かれたこと、経済的なことに惹かれることも、条件が誰にでも多少はあるが。
*見た目が素敵、キレイだけに惹かれていた。
*経済的な不安をかかえることはないと計算した。
*結婚して安泰だから幸せになれると信じて選んだ。
こんな思いがあなたの心に本人も気づかず潜んでいたとしたら、本当の意味で「好き!」ではなかったのかもしれない。
「好き!」という思いには、経済的なことも見た目も(それぞれ限界はあるが)あまり重要視されない。
他人から見てどうしてあの人?というように「好き!」はどうしようもないもの。
恋という燃える思いの陰に、計算が存在してはいないか。
恋は損得勘定で湧き上がってくることはできないもの。
しかし現実的な人は、計算なしで結婚は考えられない。
お金がない不安な生活だけは避けたい
現実は生活するのにお金は最低限必要だが、お金と幸せは比例しないのも現実。
また結婚して、「幸せになりたい!」と思っている人との結婚で、幸せな生活が待っているとは思えないこともある。
なぜなら、今、幸せを感じられる心豊かな人との生活でなければ、幸せは厳しいと思うからだ。
結婚後から幸せが手に入る!という観念の人は結局、結婚生活に入ったその日その日の今にも、幸せに成りたいと思い続けてるかもしれない。
結婚前であろうと結婚後であろうと、「幸せ♪」を見つけることができる人が幸せであって、そんな人と生活してゆけたら、本当に楽しく幸せではないかと思う。
今あなたに、好きな人がいるなら、結婚できればいいなと思う人がいるなら、その人を獲得する生き方ではなく、あなた自身が「幸せ♪」に生きていることが、これからという未来を幸せにできる人なのだ。