お金に対する信念を変えるとは。
私たちは生まれて大人になるまでの間に、お金の考え方に対する思い込みを無条件に植え付けられてきた。
例えば、
- お金は働くことで対価として得るものだ
- 額に汗して苦労した結果得るものだ
- 人や世間に対してサービスを行い労働の結果得るものだ
- お金を得ることは大変で甘いものではない
- お金を得るのは難しい
このような言葉を、何が自分にとって正しいかそうでないかの判断ができないころから植え付けられ信じてきた。
だからお金を得ることは辛く大変で厳しいのだ!と信じている。
辛く大変で厳しい考え方を無条件で信じているため、信じている者にとっては1~5が現実となっている。
「お金のブロック」といわれるものが、意識できないまま自動で強力なブレーキをかけてしまっているからお金に困ることが増えるのだ。
だが、現実は自分で創りあげ、いつもお金に苦労しているとしても、それはあなたの責任ではない。
お金に苦労する、あるいはお金を手に入れるのは難しいという信念に気づく前に、潜在意識に入ってしまった考え方だからだ。
その逆に、幼いころから裕福な考えを当たり前に植え付けられてきた場合、やはりそうのようにお金に困らない人となっている。
それだけのことなのだ。
これは、お金、人間関係、恋愛、願いを叶えるなど、人生のすべてに当てはめることができる。
私は何を信じているのかを知る
ここであなたは立ち止まり、
いったい私は「お金や人生に対して何を信じているのか!」を見直す時間が必要である。
今の考えを書き出し、何を信じ何をどうしたいのか、どこへ向かっていきたいのかを客観視させ、気持ちにないこと優先しないことは削除していく。
その際に、現実は無視する。
できるかできないかの考えは必要ない。
固定概念や思い込みは無視し、都合のいい、または「こうだったらいい!」ということを書き出すのだ。
例をあげよう。
常識という曖昧なものは考えず、
- 私は遊んでいてもお金は勝手に入ってくる
- 私は好きなことをやっているだけで裕福になる
- 私は幸せな人生を過ごす人だけと縁がある
- 私は働かなくても食べることに困ることはない
- 私はなぜか経済的に恵まれてしまう
このように、信じることができたことだけが人には起こるようにできている。
潜在意識に願う考えを流し込むには感情に素直になる
ここで問題となるのは、
頭では分かるが、なかなか思いを変えることができない、受け入れることができない、というように心の奥で拒否してしまう私がいる!ということだ。
では、これまでの信念を手放せない、変えることができないという場合はどうすればよいか。
それには、固定概念、既成概念という常識のブロックを設定しなおす必要がある。
「こう在りたい、こう成りたい」と思う感情をはっきりさせていくこと。
私は、
- やりたい仕事で年収600万
- パソコン(ネット)副業で年収600万
- 好きな趣味をしながら年収600万
- 遊んでいても年収600万
- 起業して年収600万
どんな方法、どんな考えで今後の人生を創っていくのかを決めるのだ。
ここであなたの脳は、「そんなのムリだろう、遊んでてお金が入ってくるわけがない」と、否定する思いが湧いてきたはずだ。
・一生懸命頑張ることでお金を手にできる
・努力しながら少しづつ収入を増やす
・好きではないが生活するために仕事してお金を得る
どんな願いもあなたが決めたことで、願うことがオーダーとなり、その通りに叶っていく原因を創ってしまうのだ。
どうやって稼ぐのか、どんな自分でいるのか、という方法論を考えることは、まだまだ常識の分母の上の分子的考えであることを知ろう。
考えに制限は何もかかっていないにもかかわらず、わざわざ辛く苦しい願いを希望しているのだと気づくことだ。
同じ選択でも、方法ではなく枠を考えないことがポイントになる。
そしてどんな人生を生きるかを決めたら、次に行うことはこれまで信じてきてしまった考え方を外へ出すために、新しい考えを流し込んでいく作業だ。
そのひとつが、アファーメーションという作業だ。
アファーメーションは時間がかかるものだが、動画などで否定せず入れることができるため、利用価値は大きい。
願いを叶えることは私にふさわしいと潜在意識に信じさせる
お金に恵まれることは私の運命なんだ!
と、自分に都合の良い、心から求める状況が、どういうわけか叶ってしまうんだ!と流し込み続けることで、潜在意識はそれが私なのだと信じ込むことになる。
流れ込ませている間に、願いが叶うための行動や態度が潜在意識から沸き上がり、動きたい!こんなことをしたい!などの衝動が起きてくるとシメタものだ。
最終的に行動は必要となるが、行動しようとする行動ではなく、矢も楯もたまらず衝動に突き動かされる行動となり、頑張るのではなく、ワクワク感に突き動かされてしまう衝動的行動が湧いてくる。
やりたくてたまらなくなる思いで行動した結果、願いを叶えることができた!という結果へ繋がってしまう方法を、潜在潜在意識が教えてくれるようになる。
アファーメーションを作成する場合、頭に「なぜか分からないけど」を付けると、抵抗が少なく受け入れやすくなるため、これもひとつの方法だ。
「なぜ分からないけど」を付けても抵抗がある場合、「それでもなぜか分からないけど」を付けてアファーメーションを作成してみよう。
続けてるうちに抵抗する潜在意識は静まり、新しく望んだ願いが受け入れられるようになる。
アファーメーションが習慣になれば自動化できる
と、言われている。
素敵な言葉、肯定的な言葉に目を通す機会を増やしたり、言葉と共感する感情を生むことができるなら、願いは叶いやすくなるための方法として効果的だとも。
だが、アファーメーションは意識の入り口に過ぎない。
というより、本物の意識に気づくためのキッカケというのが、正解だろう。
本物は・・・、「在る!」を意識・無意識にかかわらず、信じている状態と一体化してしまうことにある。
空気を意識しないのと同じ感覚だ。
この意識は、これまでうまくいかない出来事を生んだ考えと入れ替わりに起きる現象などではなく、「一瞬で閃めき悟る」感覚だ。
汚れた水にきれいな水を注ぎ続けると、汚い水と入れ替わるとイメージすると理解できる意識は、徐々に変化していくと信じる意識のため、たどり着いた入り口のドアの開け方を探ってる段階だ。
アファーメーションはあくまでも変われるキッカケでしかない。
少しややこしく面倒くさい表現になっているが、アファーメーションもやってみる価値はあるしキッカケにたどり着く気づきにはなるだろう。
どんなことも固い頭でいろいろこねくり回さず、臨機応変に柔らかく「へえ~そんな簡単ことで願いが叶うならやってみよう!」と楽しむ人がいい思いをするのが、私たちが住んでる世界だ。
行動した者が得る!という法則をやれば、結果が出る。
だから、願いを叶えるには、「信じてることが変わる!」行動を起すしかないのだ。
潜在意識は感情がこもった言葉に強く反応する。
自分の感情に「同意」できる良い結果の言葉を選び、自分を良い思いで洗脳してしまうのだ。
続ける!繰り返す!こんな簡単なことで人生にお金が舞い込んでくるのであれば、楽ではないだろうか。
私は人生に対して次のように考えている!
「願いを叶えたいなら、お金に困りたくないなら、健康でいたいなら」そうであると潜在意識に信じるようにする!と。
貧乏になるにも、金持ちになるにも、潜在意識が信じてればいいだけなのだ。
何を信じるか!を選ぶことが、あなたの人生を創る。